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Posted by naturum at

2015年08月27日

27.8.14,15,16赤岳~横岳~硫黄岳縦走 ファイナル

横岳から下る。

まだまだ気が抜けない・・・・・

ここから硫黄岳まではコースタイムで1時間程

いよいよ終盤戦である。



写真を撮ってる場合かっつーの?汗



恐らく最後の難所だったように思う。

前を歩くはソロの女性ハイカー



景色を目に焼きつけながら

やはりガスが気になる・・・・・・・






コマクサだ、やっと会えた。

他の植物が生育できないような厳しい環境でも花を咲かせる事から高山植物の女王と呼ばれている。

花言葉は 「高嶺の花」 「誇り」 「気高い心」 「貴重品」  

だそうだ!



40分程歩いて硫黄岳山荘が見えてきた。





ちょっとわかりにくいかもしれないが山荘前の道端にはコマクサの群生が!!



今きた稜線を何度も振り返りながらここまで順調に来れた事を感謝した。



登りきれば硫黄岳山頂である。







間もなく・・・・・・・



10:30到着

ガスってなければここも絶景のはずだったが・・・・



2,760m 三座目ゲット!



朝の出発時におにぎりを食べてから途中でカロリーメイトを少しかじったくらいだったので

随分と腹が空いていたように思う。

が・・・・・・これを食ってると蜂が随分と寄ってきて困った。。。男の子エーン



ゆっくりと大休憩を取る事にした。

3つのピークを踏襲したので目的は果たしたから。



美味い・・・・・。



ガスがいつまでも晴れなかったがあの向こうにあるであろう連邦群は想像出来た。

先ほどまでに散々目に焼き付けてきたから!



さて、最後は赤岳鉱泉を目指す。



大休憩後には少々しんどいガレ場



赤岩の頭(2,655m)が見えた。

赤岳鉱泉への分岐である。



ここまで来ると帰りの時間が少々気になってきた。

先を急ぐ。

しかし若干湿気を含んだ赤土が滑るので慎重に・・・・・・















赤岳鉱泉のテン場に到着。

硫黄岳から1時間ほどのコースタイム



随分と立派な山荘だ。

トイレなんか驚くほど綺麗だった。

小屋の方々の努力に頭が下がる。

なんと言ってもここでも2,340mの高所なのだから。



あとはテントのある行者小屋に向かうだけだったが

疲れた後の登りが緩やかな坂であっても体がずっしりと重く感じる。

北沢ルートへ出て歩けば駐車場までは1時間30分程で着く位置関係もなんだか恨めしくも思える・・・・・。



とは言っても仕方が無いので気を取り直してラストウォークへ



ここでもマムート君が出現

すこし続いた階段に心が・・・・・・・・・・・





後10分の道標に俄然テンションアップ。!!(笑)



11:30 帰ってきた!

硫黄岳で大休憩を取ったことで30分遅れたと思ったがまずまずだろう。



テン場に張ってあるテントも随分数が少なくなっていた。



35Lザックに荷がが入ったまま65Lザックに押し込んだ。

とにかく腹が減っていた・・・・・。



おでんにラーメン!



カレーに山菜うどん(笑)

なかなかの充実ぶりに目を見張る!!(笑)



登る前から決めていたカレー

4種の味から2辛のインドカレーをチョイス。

美味かった。

食べた後は南沢コースをゆっくりと下って1時間半

完全に膝が笑っていた(笑)・・・・・・・





駐車場到着 14:30

ポーズに意味はない(笑)

気持ちは充実していたが結構ヘロヘロだった。しかしやり遂げた感があって心地よかった気もする。

と言うよりはむしろホッとしていたかも知れない。

アラフィフと言えるのもあと数カ月。

思い立って計画したが自分にとっては節目になる山行だった。

歩きながら色んな事を考えた。

今後の事、今までの事、あんな事やこんな事・・・・・



でも今後もマイペースで!(笑)


ってな感じで今後とも宜しくお願い致します!!



  
タグ :登山


Posted by ガイア at 22:57Comments(8)赤岳~横岳~硫黄岳

2015年08月25日

27.8.14,15,16赤岳~横岳~硫黄岳縦走 その5


少年も頑張っていた!

ガイアは勇気をもらった!



その岩の中心にひっそりと・・・・・・

ガイアは癒やしをもらった!


赤岳からの下り

ここが結構な斜度である。かなり気を使う場所。



下りきって赤岳に別れを告げる。

富士もここで最後となる。



地蔵尾根ルート分岐

前回はここで行者小屋に戻ったんだ・・・・・・・


いよいよ未体験ゾーンである。





こんな感じの鎖場が当たり前になってきた。

なかなか面白い!


ファイトーいっぱーつの世界!





 

高山植物も本当に豊富な山。


この高度感がなんとも気持ちが良い。





女性が一人で果敢に挑んでいる。

見ていてハラハラもするが・・・・・・・・



もう横岳の山頂か?とも思ったが・・・・・・・



大権現を通過・・・・・・9:00

赤岳山頂から2時間半

だがそんなに時間が経った気はしなかった。

楽しくて時間を忘れている。



(ああ、横岳のピークはあそこだ)

もうひと登り。



バランスに気をつけながら・・・・・・




ここは相当ヤバい・・・・・



ガスがかかったり、晴れたりで目まぐるしく景色が変化する。



大権現から20分くらいか

横岳のピークへ到着!



ここからの眺めも良い・・・・・


が・・・・!?

声が聞える・・・・・・



人がいる!

ロッククライマーだ!!

凄い・・・・・・




振り返って・・・・・



小休止・・・・・スタートしてから4時間半

まあまあ順調なペース

今歩いてきた稜線をみながらカロリーメイトを頬張った。

それにしても・・・・・・圧巻だ。




ピークゲット!

2,829m


次に目指すは硫黄岳。






ガスってる時間が多くなってきた。

頼む・・・・・もう少し持ってくれ・・・・・・・・

  
タグ :登山


Posted by ガイア at 21:50Comments(0)赤岳~横岳~硫黄岳

2015年08月24日

27.8.14,15,16赤岳~横岳~硫黄岳縦走 その4

4:45起床

9時間寝れちまった。

外では何時間でも寝れる。

隣のテントでは夜中に星見えないねーなんて言ってた。

それを聞いてただひたすら寝る事に徹したんだ。





この日の日の出予報は4:56

支度して外に出たのが丁度その頃だった。

薄っすらと夜明け前。



5:05 クライム・オン

先ずは赤岳山頂を目指す。

前回と同じ文三郎尾根から・・・・・

休憩をそこそこにすれば6時間でテン場に戻ってこれる計算か。



よほどの人気の山とあって自然を守るためだろうと思うがこんな階段の連続である。






果てしなく続く階段

一歩一歩上がれば次第に高度が上がる。

行者小屋までの斜度とそれからの斜度は極端に変わる。

「登る!」っていう表現がしっくりと嵌る。

昨日体力を温存したせいか調子が良い。



斜度のきつさが伝わるだろうか・・・・・・・

足場も決して良いとは言えない。

しかし、登りごたえはある!!


有名なマムート階段の先には分岐が。

ここへ来るとようやく山の反対側の展望が見える。

雲海が出ていた。

早く山頂から見たい!




 



南アルプス連峰が顔を出していた。

いくつもの青が綺麗だった。


いよいよ赤岳の核心部に迫る。

より足場が悪くなるし鎖場の連続・・・・・・・・

足だけで登るには難しくなってきた。










赤岳頂上の道標

もう少し!!



余りの絶景に山頂手前で何度も足が止まる。



富士山までが出迎えてくれた。

神々しい!!

やっとの思いで足を動かしこの岩を上がれば・・・・・・・




6:30 山頂だ!!




もう何も言うまい・・・・・・・・・・男の子エーン感無量・・・・・。。


ただただ見とれた。。。



テン場にいた人がいたので写真を撮ってもらった。

なんかポーズくらい決めれば良かったか・・・・・(笑)

2、899mにて!


滞在10分程で離れる。

赤岳山頂小屋から振り返った。

赤岳山頂と南アルプス連峰と富士山。

横岳方面の雲海。

高度感が半端ない・・・・・・・

絶景だ。


感動に浸るも今回はここから本番である。

4年越しの思いを叶えにスタートする。





この稜線を歩くんだ。

天気に恵まれワクワク感は募る一方だ。




  
タグ :登山


Posted by ガイア at 21:49Comments(0)赤岳~横岳~硫黄岳

2015年08月22日

27.8.14,15,16赤岳~横岳~硫黄岳縦走 その3


格別なビールで喉を潤す。

と同時にすきっ腹をみたすのは・・・・・・・山ラー(笑)



美味い・・・・・

普段インスタントは余り食さないがアウトドアではこれ抜きでは始まらない!



空を眺めたり・・・・・・・・



コーヒーを飲んだり・・・・・・・・



テン場を眺めたり・・・・・・・



これは何かあった時の非常食!

マルちゃんやるじゃないか・・・・・・



山は見ているだけで飽きない、刻一刻と様相が変わる。







ザックの中にもう一つのザック

そうアタック用として持参した。

明日はこれに最低限の荷物を詰めて縦走の予定だ。



このテン場の高度である。

標高の高いところで飲むビールは回りが早い。(笑)



もう一本調達して晩飯準備。

日帰りかテン泊かで迷っていたせいか今ひとつ充実した内容ではなかったが・・・・・・

玉子がゆにサラダチキン

しかしこんなところで食べるに当たっては贅沢だろっ!って自分をなぐさめながら・・・・・(笑)



おもむろにナイフを出してカッティング

まな板の変わりはラーメンの袋!

ここは山なのだ。これくらいは当たり前だのクラッカー



ワイルドだろ~

ちょっと古い気もするが・・・・・・・・

美味い!最近のコンビニ惣菜には目を見張るものがあるな・・・・・・・・



とここで事件勃発!

水も入れずに温めていた!ビックリ

変な音がしたのですぐに気が付いたが危なかった。

高所で飲む酒早く酔っ払い論を実証した。




晩飯を食べて20:00就寝。

明日は5:00出発

9時間も寝れるのか?



  
タグ :登山


Posted by ガイア at 19:28Comments(0)赤岳~横岳~硫黄岳

2015年08月21日

27.8.14,15,16赤岳~横岳~硫黄岳縦走 その2

駐車場から300m程歩いたところに美濃戸山荘がある。

山荘を越すといよいよ登山道の入り口だ。






計画通りに南沢ルートから突入。



一歩踏み込んだその先は・・・・・・・


「深い・・・・・」


森の深さの事である。

薄っぺらくない幾年も費やしてきた森の深さをすぐさま感じ取ることができた。







木々の間から時おり差し込む太陽の光。

しかし暑くない。ここは1800m付近。

むしろ心地よい風に心癒やされながら見覚えのある景観が目に飛び込んで来た。








一歩一歩踏みしめながら自然を堪能する。

盛夏の高山植物も実に目を楽しませてくれた。



ついつい我を忘れて歩調のピッチが上がり気味になる・・・・・・。

そんな時4年前に引率してくれた人の言葉が脳裏に浮かんだ。


「馬鹿が付くほどゆっくりで良い!!」


何度も言われた言葉だった。


コースタイムなんて気にする事も無いし、後々の急登に備えてどれだけ体力を残しておくかが勝負だと。

たった数年前の事だったが随分と懐かしい感じがした。


(そうだ、今日は急ぐ事なんかこれっぽちっちも無いんだった)



好天に恵まれた事に感謝しながら歩いた。




あ、前を行くあの人もテン泊か?

しかもソロ・・・・・・


(あの人も山が好きなんだな・・・・・・・・)


って・・・・・・・。





苔緑大先生(笑)

苔むしているという言葉が最初はわからなかったっけ・・・・・

こんなに簡単な事なのに・・・・・・・


樹林帯から道が開けた。

見えた!

ここで小休止

ザックを降ろして暫く山を眺めた。

明日の同じ時間にはあの稜線を歩き切って下山直前くらいか・・・・・・


再び担いで歩き始めた。




嬉しい道標発見(笑)

間もなくだ。


この階段を上がれば・・・・・・・

着いた。

行者小屋だ。

丁度昼時のせいか食事を取っている人たちで賑わっていた。



受付で1泊1000円の幕営料を払ってテン場へ

9:30に出発して2時間半

ほぼコースタイム通り

限りなくゆっくり上がってきたがまあ、こんなもんかと




設営完了。

となれば目的は決まっている!



缶ビール1本500円

今回は下から担ぐのをやめて現地で冷え冷えのを調達!


取りあえず2本ゲット(笑)


喉が鳴る(笑)

設営してから阿弥陀岳をサクッと登る考えもあったが

誘惑にあっさりと白旗(爆)

負けるのがこんなに美味しいと思った事がなかったね・・・・・・!!(笑)



  
タグ :登山


Posted by ガイア at 22:57Comments(0)赤岳~横岳~硫黄岳

2015年08月19日

27.8.14,15,16赤岳~横岳~硫黄岳縦走 その1

4年前初めての赤岳を登ったのは登山を初めてわずか2カ月後くらいだったと思う。

その時に赤岳から続く稜線をいつかは縦走してみたいと思っていた。

その間、色々な山を歩いたがあの時感じた独特の高度感を忘れた時は無かった。


そんな事をふとぼんやりと思い出して・・・・・・。


「行かなきゃ・・・・・・・。」

事前にコースタイムを頭にしっかり焼き付け到着は何時でどうしてこうしてとシュミレーション。

出発直前まで日帰りにするかテン泊にするか迷っていた。


8月14日金曜日  21:00帰宅  久しぶりに連休が取れた。


「決まりだな........」


全く準備も何も出来ていなかったが急いで支度を終えて・・・・・・・・

22:30出撃!

下道で200kmオーバー

片道5時間30分はかかるがあいにくロングドライブ大好き人間なんで苦にはならない。

ましてやサザンがあれば思いっ切り楽しい道中である。



AM3:30

見覚えのあるセブンイレブンに到着。

20号をひたすら走ってきて目的地13km手前の恐らくは最後の食料調達ポイント。


「ああ、ここ覚えてる。4年前もここに寄った・・・・・・。」


手前3kmからこんな路。

はんわはんわしながら楽しく走れる(笑)

ローダウンしてある車ならきっと無理だろう。



ほぼ予定通りAM4:00到着

赤岳山荘駐車場に停めて就寝。。。。

駐車場は24時間出入り出来るが料金を払う事が出来るのはAM5:00からとか

律儀な?自分は1時間後に目覚ましをセット(早朝出発なら戻ってからの支払いもOKと言うのを後で知った)



AM5:00

快晴になる事を確信。

阿弥陀岳が見えた。テンションが上がる!

流行る気持ちを抑えるのに必死だった。

今回はソロなんだし計画が大事だと・・・・・、ここではしっかり睡眠をとって後々の登山計画に支障を出さない事。

駐車場は1日1000円 ×2日で2000円を支払った。



1700mオーバーにある赤岳山荘の駐車場

朝方の気温は14℃だったらしい。

道理で車の窓が曇っているはずだ。

遠い記憶の中に・・・・あ、こんな経験が・・・・・・・??

若い頃を懐かしく思い出した。(謎)





でも寝るには快適な感じ。

駐車場の係の方も気持ち良く寝れたでしょう!!って言って笑ってた。

(何故、車で寝てたのを知ってんだ?)

覗かれた?・・・・・・w



更に車に戻ってから4時間爆睡。本当に気持ち良く寝る事が出来た。

テン泊するので焦って出発しなくても良かったので気持ちにもゆとりがある。

目が覚めてからもゆっくりと準備に時間をかけた。



いつもはしない靴擦れ対策。

先ずは絆創膏(北海道ではサビオと言う)を2枚かかとに張ってからテーピング。




靴のコンプレッションを何度も何度も確認しながら準備完了。

ソロの良さは自分の為だけに時間を使えるところ。

マイペースって言葉ともちょいと違うような・・・・・・・

なんだろう、泣いても笑っても自己責任なんで後悔しないようにって自己防衛的な感じだろうか・・・・。


AM9:30 準備完了!

本当は10:00出発予定であったが30分早い!



原因はわかっている。








この快晴のせいだ・・・・・・・・・(笑)









クライム・オン!








  
タグ :登山


Posted by ガイア at 22:06Comments(0)赤岳~横岳~硫黄岳

2015年08月16日

赤岳~横岳~硫黄岳ダイジェスト






















がっつり歩いた!!

と言うよりもがっつり登った!かな?(笑)

とにかく疲れましたが最高の山行でした。

4年越しの宿題を無事終えてちょっとホッとしてます。。。

レポはおいおいゆっくりと・・・・・・・・


  
タグ :登山


Posted by ガイア at 23:17Comments(0)赤岳~横岳~硫黄岳